話題の高額カップ麺 「一蘭」を試食しました
【本日の試食品】
「4562214821254 一蘭 とんこつ 128g」
話題になっているカップ麺を試食しました。
販売店率が伸びない中、購入するのに苦労しました。
さて、高額カップ麺のお味はいかに!
・・・土田氏の妄想トークは、長いテレワークの影響と広い心でお許しください。
(本人は至って真剣に取り組んでおります)
【POSデータ】
2021年2月26日にPOSデータに出現しました。
最新週の販売店率は8.92%。お会いできる確率は高くないですね。
カップ麺全体の平均価格は117円の中、本商品の平均価格は447円!
3.8個分の高額カップ麺です。さらに、競争激しいカップ麺カテゴリーで、17位。
販売店率は低いですが、販売店での週販51.57個。
ちなみに、カテゴリー2位「日清 カップヌードル シーフードヌードル」の週販は50.11個。
それと比べると、単価の高い商品なのに驚愕の回転数というのがわかります。
*KSP-POS(食品SM)2021年5月24日週データ

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カテリーナ編
自信満々のパッケージコメント。

遊び心のあるJANコード


本当に具がない。。テンションが上がりません。
これ、食事になるのでしょうか。。
3つの小袋はすべて”食べる直前に入れる”タイプ。作り方は簡単。
赤小袋「秘伝のたれ」は、”辛い”と噂に聞いたので直接麺に加えず、小皿に出しました。
開けたら、ピュッとタレが飛び出すので、ご注意ください。
洋服についたら、取れないタイプのタレだと思われます。


出来上がり。具がないのに、4分はかかりすぎ?
豚骨の香り→◎
脂感→△ 個人的にはもっと脂ギッシュが好み
麺→〇 ツルツルと食べやすいですが、バリカタ好きの人は物足りないでしょうね
スープ→〇 美味しい!でももっと脂が欲しい
具がないので、味は単調。途中から飽きてきます。
そこで、秘伝のたれを少しづつ追加。さらに、ごまも追加。
味変成功!アクセントがきいてGOOD。
ただし、秘伝のたれは、のどの奥に辛みを感じるので辛さに強くない方は要注意。

外食を控えている今、高額だけどカップ麺で満足を得たい!
っと思いつついただきましたが、余計にお店に行きたくなりました。
やっぱり、外食したい!!!

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土田(妄想)編
近くの中華屋さんでたまに食べたりする程度で、有名店を回ったりしない私でも、「一蘭」ぐらいは知っている。
20年以上も前に独身時代に福岡を訪れた際に現地に暮らす友人に連れていかれたこともある。
いわゆる「味集中カウンター」に隣り合わせで座り、何も話すことなくただラーメンに集中して味わった。
美味しかった。
実際は味はよく覚えてないが、たしかに美味しかった。
そんなラーメン界の超有名店、客に集中して味わえ!と言い切れるレベルの味をカップ麺で再現するために
どれほどの試行錯誤があったのだろうか。
目の前のカップ麺にお湯を注ぐ前に、開発に関わった人たちの努力に敬意を表したい。
しかし、在宅ワークのお昼ご飯に食べるのには1つ問題がある。
食べ盛りのおじさんにとって、昼食がカップ麺1個はもの足りない。
だからと言って、「あえて具はつけていません」と書いてあるカップ麺の王者に
テキトーに作った野菜炒めや具を足すのも失礼だし
冷凍ギョーザや冷凍チャーハンも見当たらない。
思いだせ。一蘭の味集中カウンターで本当に無言だったのか。何か一言しゃべってないか。
(カ・エ・ダ・マ)
そうだ、豚骨ラーメンには替え玉というシステムがあるじゃないか。
具をたっぷり乗せなくても、横にギョーザを並べなくても、残った至極のスープに
新たな麺を追加する替え玉システム。
それを思いだし、冷蔵庫を開けると、あった!「マルちゃんの冷やし生ラーメンふりかけ付き×3食」。
冷やしとは書かれているが、中華麺であることに間違いはないし、替え玉として使えるはず。
かくして、私のテレワーク中のランチは成立した。


一杯目はあの「一蘭」の味を完璧に再現したカップ麺。
本当にスープが美味しくて、何度も口をつけて味わいたくなるが、替え玉のためにスープは残さなくてはならない。
麺も細めんがよくスープにからみ、遠い過去の記憶がよみがえってくる。
あっという間に間食したが、やはり1杯では物足りなく、体がおかわりを欲しがっている。
「一蘭」が想定していない食べ方、他のメーカーの冷やし中華の麺を替え玉として入れる暴挙を体が欲しがっている。
用意していた替え玉をドーンと入れたい。
きっとこの麺だって、立派な冷やし中華になるために作られて、3人兄弟なかよく袋に入れられて我が家の冷蔵庫までやってきたに違いない。
冷蔵庫の中で、会話だってしたに違いない。
麺1:「俺はトマトやきゅうりを乗せてさっぱりと食べてもらいたいな」
麺2:「あー、いいね。ハムなんか乗せてもらってさ、ササミでもいいね」
麺3:「とにかくさー、食べる人に涼味を感じてもらいたいよねー」
なんて話してたかもしれない。
とんこつラーメンの替え玉になる運命とは知らずに。
それでも、容赦なく残ったとんこつスープに叩きこむ。
麺3「えっ!うそっ!と、とんこつっ!熱い!えっ!」

ズルズルズル
う、うまい!
むしろ、チルド生麺の方がお店の食感に近いかもしれない。
背徳感のブーストも全開で利いてる疑いはあるが、この替え玉はありだ。
お高いカップ麺のスープも残さず完食し、大満足のランチとなりました。

麺3にあやまれー!!
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服部編
具なしという事からスープもシンプルかと思いきや、
A粉、B液体のダブルスープに加え、Cの辛み調味料の3つも入っている


先ずはスープから食すと、まさに一蘭のラーメン!
しかし麺はちょいと柔め(推奨の4分待ってから、3種の調味料を入れてる間に伸びた?)
お湯を入れてからの待ち時間は4分とあるが、
固めで食べたい場合は2分半~3分でOKだと思う
食べきる間際に気づいたが、粉スープが沈殿しており、
かき混ぜればもっと美味しかったかも!?
私は豚骨ラーメン食べるときは替え玉する派で、
具なしなことも加わって少し物足りなさを感じました。
(490円ならばきくらげか紅生姜でもいいから入ってるといいなぁ)
総評:490円はちょっと高い!話題性は抜群だが、300円でもいいと感じました。
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ジョン編
<パッケージ・価格>
大人気商品のようで、残念ながら自力では販売しているところを見つけられません。
カップ麺としては至って普通のパッケージ。
490円と聞かないとそうは見えない感じ。
パッケージと値段が釣り合わない商品は中身が期待できます!
<調理>
お湯を入れるだけで簡単!
というわけではなく、粉末、液体スープ、たれの3種類が入っています。
作り方をよく確認すると、、
なんと全て食べる直前に入れるということ。親切設計が逆に間違えそう。
では調理開始!
<盛り付け>
パッケージではたれを中央に配置するようなので最後にいれます。
たれには『辛い』と言う文字列。半分だけ入れて【撮影】
たれは少なく入れても映えますね。
麺だけのラーメンは具材の盛りつけを工夫する必要もありません。

<試食>
写真を撮っていたら6分を超えてしまいましたが、締まっている麺は柔らかくならず適度な硬さ。
冷蔵庫の具材を投入しようとしましたが、
ウチの冷蔵庫にはラーメンの具材になるようなものがありません。
これなら下手にアレンジされる心配はありませんね。
想像より油っこくなくあっさりタイプ。スープも全部飲めそうです。
思ったより辛くないので残っているたれを追加投入!
全然普通に食べれました。
辛いいいいい!
<総評>
490円で買える本格博多ラーメン。この価格で大人気なのが不思議、と思っちゃいけないのかもしれませんね。
高級すぎず、普段の食卓を狙うわけでもなく、あの店のあの味という空気感を味わうためのコスト。
コロナ禍が落ち着いたら実店舗にも行きたくなる、そんな商品でした。
ごちそうさまでした。
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マギー編
売場で見つけた時に「お!一蘭!!!」とすぐに目に付きました。
お馴染みのロゴはインパクト大です。
スープを袋から出して、お湯を注ぎ、スープはカップの上で温める。
(スープを一切入れずにお湯だけ注ぐのは少し珍しい?)
4分待って出来上がり♪


のはずが…テレワークあるある!?
電話がかかってきてそのまま10分くらい通話。
電話しながらも一蘭の事が心配で心配で。。。
コシが大事な豚骨ラーメン。
しかも具無しで490円。これは麺への自信の表れですよね?
それなのに……( ;∀;)
テンション下がり気味でいざ実食。
案の定、麺は伸びてしまって残念な結果に。
次はゆっくり落ち着いている状況で必ずリベンジします!
各自のテレワーク状況が目に浮かぶようです(笑)
今後も、月1回程度で更新していきたいと思います。
(今回も文書は各自の原文まま。写真のキャプションは私からのツッコミでお届けしました)
ごちそうさまでした。