今回も前回に引き続き、店別日次データによる価格分析を紹介していきます。

今回も前回扱った当期の4月に値上げした同じアイテムのデータとなっています。

 

上記のグラフは、当期4月の値上げ前と値上げ後の主要価格の金額PI推移をあらわしています。

値上げ前の主要価格である318円と338円の金額PIと、値上げ後の378年と398円の金額PIの水準を比較すると、ほぼ同水準であることがわかります。金額PIですので価格が高い分、398円の金額PIは若干高い水準となっています。

前回31回のデータでは出現回数が減っており、その点は大きな課題でしたが、値上げをして変化した主要価格のPI値は変化なく、出現回数の要素を除いた指標であるPI値の視点では値上げの影響はほぼ無いと言えます。

このように詳細な価格分析を行うことで、課題がどの点なのかをデータでしっかり把握でき、有効な次の打ち手検討につながります。

3回にわたって店別日次データを活用した価格トレンドの分析を紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。

 

次回は、価格と販売数量の関係を見る分析として「価格弾性分析で販売が動く価格帯を見つける」方法を解説します。

 

データ出典:KSP-POS