2026年 3月 の投稿一覧

店舗オペレーションに配慮した提案で、得意先の信頼度アップ!

バイヤーから「良い商品ですが、ちょっと発注単位が多いので、少なくしてもらえませんか。」と
言われたご経験がありませんでしょうか。

恐らく、一度は発注単位を指摘されたご経験がある方がほとんどかと思います。

棚の上段に並ぶ商品においては、
発注単位が大きいと、店舗が一度に並べきれずに、バックヤードに下げる作業が発生します。
行ったり来たりになっては、店舗のオペレーションに負荷をかけてしまいます。

提案前には、POSデータの「1店舗あたりの販売数量」を参考に、
棚割のどこに、どの位のフェイスで展開されるか想定しましょう。

想定した後、「一度に、棚に陳列できる量はいくつか」考えます。
これが発注単位となります

卸売会社が取引に関わる場合、発注単位ごとに仕分ける作業は、卸売会社が行います。
卸売担当者と事前に相談をして、発注単位の了承も得ることに気を付けましょう。

提案前の準備が、得意先からの信頼獲得につながりますので、
ぜひおためしください。

ユニットプライスを引き上げ、売上利益拡大を図る~オリーブオイル市場の警鐘~

前回の記事では、オリーブオイル市場において
大容量商品の伸長が進む一方で、300~450g前後の中容量帯が苦戦している状況をお伝えしました。

今回はその続編として、ユニットプライスが安い大容量商品とは異なる切り口で、
ユニットプライスの高い商品を活用し、売上・利益の拡大を目指す取り組みをご紹介します。

「日清オイリオ ボスコ EXV フレッシュボトル 145g」(ユニットプライス:3.5円/g)をはじめ、
赤枠で示した商品は、ユニットプライスが高い価格帯に位置しています。

 

「小容量で、かつ鮮度を保つ容器」「オーガニック」の付加価値がある、
これらの商品は、価格競争に巻き込まれにくく、消費者からも支持を得やすいため、
市場全体の金額増減率と同水準、もしくはそれ以上の実績を上げています。

 

本記事では、大容量商品の急伸によって低下しがちな「ユニットプライスの改善」をテーマに取り上げました。
短期的な数量拡大だけでなく、中長期的に売上を確保していくための提案として、本内容をお役立ていただければ幸いです。

大容量シフトが招く売上高減少リスク ~オリーブオイル市場の警鐘~

本記事では、オリーブオイル市場における「急激な大容量の伸長」によって、
売上高にどのような影響を与えているか解説していきたいと思います。

数値を見ますと、平均単価が前年割れ、数量増減率が若干の前年割れのため、金額増減率が大きく前年を割っています。
次は商品別データも参照していきます。

水色網掛け「600g 以上」の大容量が、金額・数量共に大きく伸長しています。
一方で、300~450g前後の真ん中の容量帯は苦戦しており、大半が金額・数量共に前年割れです。

消費者の動きに言い換えますと、これまで300gを2本買っていたお客様が、600g1本に切り替えた…といった事象が起きている様です。

大容量は「ユニットプライス」がお得な傾向にあるので、これでは数量も減り、売上高も減ってしまいます(大幅に消費量が増えない限り)
更に、平均単価は商品問わずに、大きく前年よりも下がっています。価格高騰が落ち着き、原料自体が値下がり傾向にあるかもしれません。

このまま「大容量」の伸長を維持・加速させると…先行きが不安ですね。。

攻めどころとしては、「ユニットプライスの下落を抑える」点にあります。
次の記事では、具体策について触れていきます。