平均扱いアイテム数で品揃えの変化を見る【第17回】

今回は、1店舗あたりの平均扱いアイテム数という指標の説明をしていきます。

 

あまり知られていない指標ですが、市場POSデータで算出することができ、小売りへの棚割り提案にも活用できる指標です。1店舗あたりの平均扱いアイテム数は、名前のとおり、該当カテゴリーが小売り1店舗で平均何アイテム品揃えされているのかがわかる指標です。

 

 

上記から、2022年10月カレー・シチュー関連カテゴリーは1店舗あたり平均約170アイテムが品揃えされていますが、前年と比較すると約5アイテム減少しています。カテゴリー別に見ると、5アイテムの減少は調理済みカレーの影響であることがわかりますね。

 

では、1店舗あたりの平均扱いアイテム数の指標はどうやって計算するのかというと、下記で算出できます。

該当カテゴリー全体アイテムの販売店率の合計÷100% 

 

あるカテゴリーでは、3アイテムしか存在しておらず、それぞれのアイテムの販売店率が

アイテムA:100%、アイテムB:50%、アイテムC:50%

だとすると、(100%+50%+50%)÷100%=2.0で、平均扱いアイテム数は2アイテムということになります。

 

計算自体は、全アイテムの販売店率を合計すれば良いだけなので、比較的簡単に計算できると思いますが、なぜこの計算で扱いアイテム数がわかるのか疑問に思う方もいらっしゃると思いますので、次回はこの計算の仕組みについて、説明してきます。

 

次回は、平均扱いアイテム数について「平均扱いアイテム数の計算式を理解する」ための考え方を解説します。

 

データ出典:KSP-POS

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