売上好調カテゴリーだからといって、全ての商品が順調とは限りません。
細分化(小分類・容量別・フレーバー別・SKU別など)して数値を把握することで、
全体の中に潜む不振要因を探索していきましょう。
単なる「好調」の裏に隠れた、伸びしろのあるサブカテゴリーを把握できるかもしれません。
今回は「マーガリン・ファットスプレッド類」の事例をご紹介します。
以下、小分類「乳製品」の細分類別数値です。
「マーガリン・ファットスプレッド類」の金額増減率は、全体を上回り好調です。
次に「容量(大・中・小)」に細分化してみます。
※容量別の基準については、抽出後に独自に作成して付与しています。
小容量が全体の増減率を下回っている事がわかりました。
では、小容量(〜100g未満)SKU別データを見てみましょう。
「明治 チューブでバター1/3ガーリック」以外、小容量全体を押し下げています。
分析結果は、得意先の販促組み換え・定番差替の根拠にして、売上利益拡大につなげましょう。



