生成AIはPOSデータ分析できる?実験してみた①(2025年3月時点)

前回、「POSデータ分析とAI」について書きましたが、今回は実際に現在の生成AIでPOSデータ分析ができるかを検証したいと思います。利用した生成AIは、2025年3月時点の「ChatGPT 4o」です。

分析対象データは以下を利用しました。カテゴリー別の販売金額と平均価格の単月比較と、比較的シンプルなデータです。

 

以下のプロンプトで実行しました。

アウトプットは以下のようになりました。

前年同月比を計算して、最も伸び率が高い、「野菜缶詰」をピックアップし、前期比マイナスのカテゴリーとして、売上規模を考慮して、「その他缶詰」ではなく、「水産缶詰(マグロ・カツオ以外)」をピックアップしていました。欲を言えば売上構成比も数値を出してほしかったですが、カテゴリーの大きさと伸び率に着目して、分析の基本どおりの分析結果になっています。次回はより複雑なデータに挑戦してみたいと思います。

 

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