バイヤーは、以下の様な悩みを持たれています。
(コーヒー飲料の品揃えを増やし、炭酸飲料を少し減らそうと考えているけれど…)
(どの商品を減らして、どの商品を新しく入れるべきか…。候補が多すぎて決められない…)
そんな時は、POSデータを使って整理・分析することで、判断しやすくなります。
ここでは「金額/店(1店舗あたりの売上)」と
「実績店数(実際に売られている店舗数)」という2つの指標を使います。
この2つをもとに、「もっと多くの店舗で扱えば売上に貢献できる商品」を見つけましょう。
たとえば以下のようなケース:
炭酸飲料、コーヒー 販売金額アイテム別ランキング
エリア:全国、期間:2020年4月-2021年3月 *架空の数値です
アイテム3とアイテム4の「金額/店」を比較すると、アイテム3の方が高いにもかかわらず、
アイテム3はまだ取扱店舗数が少ない。
⇒ このような場合、アイテム3の取り扱い店舗を増やすことが効果的だと考えられます。
ここまでは、商談の流れに沿った商品選定の考え方をご紹介してきました。
次のコンテンツでは、短い商談時間でもバイヤーにしっかり伝わるように、図や表の見せ方を工夫する方法についてお話します。
分かりやすく、伝わる資料づくりにぜひお役立てください。