KSP-POS

ワード解説 数量/店

数量/店は販売店1店あたりの数量を表わし、数量 ÷ 販売店舗数 で算出できます。

実際に販売があった小売店での回転状況を表わします。

各小売店の規模には差があるので、平均的に1店舗で売れた数量ということができます。

売上を上げるには商品の回転を上げることが重要で、商品力を見る時に有効な指標です。販売店率は低くても、数量/店が多ければ、配荷すれば他商品より売れる可能性があると言う事ができ、商談に活用することができます。

商談では実感と合っていてわかりやすいということで、週販(1週当たりの数量/店)を使うケースもあります。

ワード解説 金額/店

金額/店は販売店1店あたりの金額を表わし、金額 ÷ 販売店舗数 で算出できます。

各小売店の規模には差があるので、平均的に1店舗で売れた金額ということができます。

数量/店が低くても、販売単価が高く金額/店が高い場合は、全体の売上に貢献していると言うことができます。金額/店と数量/店はケースによって使い分けることで、有効に商品力を伝えることができます。

ワード解説 数量構成比 (数量シェア)

数量構成比は数量 ÷ 数量計 で算出します。

分類やエリアなどの場合は数量構成比、メーカーや商品・ブランドなど競合関係にある場合は数量シェアと呼ぶことが多く、市場占有率と呼ぶこともあります。

例えば、カテゴリーの売上合計数量が1万個で、そのうち対象企業の売上数量が2,500個だったとすると、数量シェアは25%になります。

カテゴリーやサブカテゴリーの構成比が拡大しているか、縮小しているかを見ることによって、今勢いのあるカテゴリーなのか、また今後チャンスがあるカテゴリーなのか、などの判断材料にすることができます。

構成比が拡大していても実数は減少している(或いはその逆)のケースもあるので、構成比は前年同期比など、伸長率と合わせてデータを読み取る必要があります。

KSP-POSの数量は個数(本数など)のみをご提供しており、キログラム・リッターなどへの量換算はしておりません。500MLのペットボトルも1Lのペットボトルも1本、1缶のビールも6缶パックのビールも1個と数えています。

従って、集計する内容によって、構成比やシェアを見るのに適さない場合があるのでご注意ください。

例えば、緑茶500MLのペットボトルだけを集計してシェアなどを比較するのであれば問題はありませんが、緑茶500MLと1Lのペットボトルを合算して集計する場合には、異なる量の製品を個数で比較することになるので、シェアなどの検証には適しません。

ワード解説 金額構成比 (金額シェア)

金額構成比(%)は、金額 ÷ 金額計 で算出します。

カテゴリーやエリアなどの場合は金額構成比、メーカーや商品・ブランドなど競合関係にある場合は金額シェアと呼ぶことが多く、市場占有率と呼ぶこともあります。

カテゴリーやサブカテゴリーの構成比が拡大しているか、縮小しているかを見ることによって、今勢いのあるカテゴリーなのか、また今後チャンスがあるカテゴリーなのか、などの判断材料にすることができます。

一方シェアは、企業が提供する商品・サービスが、期間、エリア、商品カテゴリーなどの一定の市場の範囲内でどれくらいの販売金額の割合を占めているかを示す比率(パーセント)のことを指します。

例えば、カテゴリーの売上合計金額が1億円で、そのうち対象企業の売上金額が2,500万円だったとすると、金額シェアは25%になります。

また、シェアを見る時にはカテゴリー設定の切り口も重要な要素になります。例えば清涼飲料を分析する際、フレーバー別に見るのか、容器やサイズ別に見るのかによって、自社と競合の関係に差が出るので、慎重に設定する必要があります。

対象の企業や製品が、市場の中でどのくらいの重要度や影響力を持っているのかを表すことができるため、企業にとって重要な指標になります。また、市場におけるシェアが高いことは一つの宣伝材料にもつながるため、消費者にとっても商品を選択する基準項目の一つになる場合もあります。

構成比やシェアが拡大していても実数は減少している(或いはその逆)のケースもあるので、前年同期比など、伸長率と合わせてデータを読み取る必要があります。

ワード解説 平均価格

平均価格は、金額 ÷ 数量 という数式で算出され、商品が平均して1ついくらで購入されたかを表します。

 

平均価格は最もよく売れた価格が大きく反映されます。通常、特売が実施されると販売数量が定番時よりも増加するため、平均価格は定番価格よりも低くなる傾向があります。安くてたくさん売る店舗の影響が出やすいので、相対的に低めになります。

 

下記の例ですと、定番価格は300円ですが、土日に特売が実施され販売個数が増加したため、1週間の平均価格は特売価格の影響が大きく反映され、定番価格より低めの247円になります。

 

平均価格は販売金額、販売数量と整合性があり、一般的でわかりやすいのでよく使われる指標ですが、安い値段で大量に販売されると、大きく平均価格が下がるため、多くの店舗での動向とは異なることがあるので注意が必要です。

尚、KSP-POSの価格は税抜きです。

 

ワード解説 数量

数量は、商品が販売されて得た総数(個数・本数など)です。

数量は、データ収集店舗の日別データを積み上げ、商品合計の販売数量・メーカー計・エリア計・全国計・期間計などの合計数量を集計しています。

 

KSP-POSは食品スーパー約1,000店舗(ドラッグ約400店舗)のデータ集計なので、実数自体には意味はなく、伸長率や構成比といった指数を使って分析する場合に適しています。

KSP-POSの数量は個数(本数など)のみをご提供しており、キログラム・リッターなどへの量換算はしておりません。500MLのペットボトルも1Lのペットボトルも1本、1缶のビールも6缶パックのビールも1個と数えています。

従って、検索する内容によって、伸長率や構成比を見るのに適さない場合があるのでご注意ください。
例えば、緑茶500MLのペットボトルだけを集計して前年比などを比較するのであれば問題はありませんが、緑茶500MLと1Lのペットボトルを合算して集計する場合には、異なる量の製品を個数で比較することになるので、伸び率などの検証には適しません。

 

ワード解説 金額

金額は、商品が販売されて得た金銭の総額(円)です。
金額は、下記の数式で表現することができます。

購入された商品の価格 × 商品が購入された個数

 

金額は、データ収集店舗の日別データを積み上げ、商品合計の売上金額・メーカー計・エリア計・全国計・期間計などの合計金額を集計しています。

KSP-POSは食品スーパー約1,000店舗(ドラッグ約400店舗)のデータ集計なので、実数自体には意味はなく、伸長率や構成比といった指数を使って分析する場合に適しています。

上記の数式からわかるように、金額は「商品の売価」によって変動します。従って、特売や値上げといった理由でデータが変動するので、データを読み取る際に注意が必要です。

 

また、上記の数式をさらに細分化することができます。

購入された商品の価格 × 販売店舗数 ×  1店当たりの商品が購入された個数

販売店舗数は「営業力=間口の拡がり」を、1店当たりの商品が購入された個数は「商品力=奥行の深さ・商品の回転」を示しているので、金額は営業力と商品力を合わせた結果と言うことができるでしょう。
尚、KSP-POSの金額には消費税は含まれていません。

 

ワード解説 エリア別POSデータ

もともとのPOSデータは店舗別ですが、市場POSデータは合算データですので、店舗別データを見ることはできません。店舗の所在地で集計したデータを公開しています。

KSP-POSでは、場所軸として3種類のデータを提供しています。

 

KSP-POSの例

都道府県別:40都道府県別データを提供(2022年9月現在)

エリア別:全国を10エリアに区分し提供(詳細下記参照)

全国:収集している全店舗データを合算して提供(2022年9月現在1048店舗)

 

KSP-POSのエリア設定

  • 北海道
  • 東北(青森、岩手、宮城、秋田、山形、福島)
  • 北関東(茨城、栃木、群馬、山梨)
  • 首都圏(埼玉、千葉、東京、神奈川)
  • 北陸(新潟、富山、石川、福井、長野)
  • 東海(岐阜、静岡、愛知、三重)
  • 近畿(滋賀、京都、大阪、兵庫、奈良、和歌山)
  • 中国(鳥取、島根、岡山、広島、山口)
  • 四国(徳島、香川、愛媛、高知)
  • 九州(福岡、佐賀、長崎、熊本、大分、宮崎、鹿児島)

 

*KSP-POSでは、上記エリア設定の他にカスタマイズ設定もできます。

ワード解説 KSP-POS

株式会社KSP-SPが提供する市場POSデータです。「KSP-POS」は食品スーパーマーケット(食品、日用品)と、ドラッグストア(食品)を提供しています。

多くの食品卸売業で利用され、業界のスタンダードデータになっています。

食品卸売業、メーカー(食品メーカー、原材料メーカーなど)、専門誌(食糧新聞社、ダイヤモンド・チェーンストアなど)を含め、約200社以上に日々データを活用いただいております。その他、官公庁や各種研究機関などにもデータを提供しております。

 

KSP-POSで提供しているデータの内容

  • 商品(SKU)単位の販売動向
  • 都道府県別、エリア別の動向
  • メーカー別の動向
  • カテゴリー別の動向
  • 年次、月次、週次、日次の動向

 

 

KSP-POSで提供している主な指標

  • 金額関連指標:販売金額、金額構成比、金額/店、金額/販売店千人、金額/全店千人 など
  • 数量関連指標:販売数量、数量構成比、数量/店、数量/販売店千人、数量/全店千人、週販数量/販売店 など
  • 価格関連指標:平均価格、平均価格中央値、最頻平均価格 など
  • 販売店率(配荷率、カバー率)関連:販売店率、加重販売店率
  • アイテム数関連:アイテム数、アイテム数ABC、メーカー数 など
  • その他:客数関連指標、販売店舗関連指標 など

 

KSP-POSで提供しているカテゴリー分類
●KSP標準分類

  • KSP商品分類

 

KSP-POSで提供しているデータ期間(食品スーパーマーケット)

  • 年次:2003年~
  • 月次:2002年4月~
  • 週次:2006年第1週~

*週次データは月曜~日曜で集計。1月第1月曜日の週を第1週とカウント。

 

KSP-POSの提供方法

  • 月額定額のクラウドサービス
  • スポットでのデータ提供

 

なお、一部の企業様へはデータ提供をお断りする場合がございますので、ご了承ください。個人の方へはデータは提供しておりません。学生の方の研究向けに、一定範囲のデータを無償で提供しております。詳しくはお問合せください。

 

*価格関連指標は税抜きです。