金額は、商品が販売されて得た金銭の総額(円)です。
金額は、下記の数式で表現することができます。

購入された商品の価格 × 商品が購入された個数

 

金額は、データ収集店舗の日別データを積み上げ、商品合計の売上金額・メーカー計・エリア計・全国計・期間計などの合計金額を集計しています。

KSP-POSは食品スーパー約1,000店舗(ドラッグ約400店舗)のデータ集計なので、実数自体には意味はなく、伸長率や構成比といった指数を使って分析する場合に適しています。

上記の数式からわかるように、金額は「商品の売価」によって変動します。従って、特売や値上げといった理由でデータが変動するので、データを読み取る際に注意が必要です。

 

また、上記の数式をさらに細分化することができます。

購入された商品の価格 × 販売店舗数 ×  1店当たりの商品が購入された個数

販売店舗数は「営業力=間口の拡がり」を、1店当たりの商品が購入された個数は「商品力=奥行の深さ・商品の回転」を示しているので、金額は営業力と商品力を合わせた結果と言うことができるでしょう。
尚、KSP-POSの金額には消費税は含まれていません。