売上が好調なカテゴリーを持つ得意先に対して、自社商品を提案したい。
しかし「すでにうまくいっている」ように見える相手に、どこに課題を見つけ出し、効果的な提案すれば良いか分からない…
本記事では、こうしたお悩みに対して「平均単価」という視点から、アプローチする方法をご紹介します。

本記事を執筆している2025年6月現在、社会全体でインフレ傾向が強まっており、
多くのモノやサービスの値段が上昇しています。
この様な状況下で、仮に「平均単価を下げて数字を伸ばしている」得意先であれば、
それは一時的な売上増加にとどまっている可能性があります。
というのも、インフレ環境下においては、メーカー側の価格改定も頻繁に発生しており、
単価を下げる余地が非常に限られてくるためです。
こうした背景を踏まえると、以下のような提案が有効です。
<平均単価が下がっている得意先様には…>
単価を上げながらも売上を維持・拡大できるような提案を検討しましょう。
たとえば、付加価値のあるプレミアム商品やセット販売などが考えられます。
<平均単価が上がりすぎている得意先様には…>
価格改定に乗じて、上げすぎてしまい、競合に負けてはいないか…という面でも見てみましょう。
いかがでしたでしょうか。
今回は「平均単価の変化」に注目する提案手法をご紹介しました。
もちろん、他にも売上の中身を読み解くための切り口は多数存在します。
今後の記事で順次ご紹介していきますので、ぜひご参考ください。






























