アイテムが“売れている”の意味を考える【第23回】

今回は、前回の分析の続きで、小売店POSデータのアイテム分析のアウトプットをご紹介します。

 

以下はチェーンAのコーヒー飲料のアイテムランキングTOP15です。

 

売上上位アイテムのほとんどが前期比プラスですが、7位と13位のアイテムだけが前期比マイナスになっています。この2つのアイテムについて、右から2つ目の指標である「実績店数」に注目してください。チェーンAは50店舗を展開していますが、上位アイテムのほとんどが45店舗以上で販売されています。

 

ただし、アイテム7とアイテム13は30店舗前後でしか実績がありません。
さらに注目すべきは、一番右の指標である金額/店です。アイテム7と13の1店舗あたりの金額は、5位以下のアイテムより高い数値になっている、つまり、販売すれば他の上位アイテムより売れるということができます。

 

もし、メーカーが小売店に提案する際、自社商品がアイテム7や13のように、1店舗あたりの売上は高いのに全店舗で配荷されていない状況であれば、自信を持って小売店に品揃えを提案することができますね。

 

 

次回は、店舗別データを使って「店舗別データで配荷すべき店舗を見つける」方法を解説します。

 

データ出典:KSP-POS

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