数量構成比は数量 ÷ 数量計 で算出します。
分類やエリアなどの場合は数量構成比、メーカーや商品・ブランドなど競合関係にある場合は数量シェアと呼ぶことが多く、市場占有率と呼ぶこともあります。
例えば、カテゴリーの売上合計数量が1万個で、そのうち対象企業の売上数量が2,500個だったとすると、数量シェアは25%になります。
カテゴリーやサブカテゴリーの構成比が拡大しているか、縮小しているかを見ることによって、今勢いのあるカテゴリーなのか、また今後チャンスがあるカテゴリーなのか、などの判断材料にすることができます。
構成比が拡大していても実数は減少している(或いはその逆)のケースもあるので、構成比は前年同期比など、伸長率と合わせてデータを読み取る必要があります。
KSP-POSの数量は個数(本数など)のみをご提供しており、キログラム・リッターなどへの量換算はしておりません。500MLのペットボトルも1Lのペットボトルも1本、1缶のビールも6缶パックのビールも1個と数えています。
従って、集計する内容によって、構成比やシェアを見るのに適さない場合があるのでご注意ください。
例えば、緑茶500MLのペットボトルだけを集計してシェアなどを比較するのであれば問題はありませんが、緑茶500MLと1Lのペットボトルを合算して集計する場合には、異なる量の製品を個数で比較することになるので、シェアなどの検証には適しません。