令和の米騒動はまだ終わらない?止まらない米の価格高騰

発行日:2025年2月28日
KSP-POS マーケットトレンドレポート Vol.184

  • 価格高騰が続いている米。前年同月と比較して全体で1,165円高くなっている。
  • 24年8月までは価格高騰しつつも数量もプラスが続いていたが、値上がりが更に大きくなった9月以降は数量マイナスに転じた。
  • 価格が高い10㎏は店頭取扱アイテム数が減少。売上数量も前年の半分程度と大きく減少している。

*POSデータの対象店舗数、抽出期間等は巻末参照。

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【2024年10月】2024年最大の食品値上げと言われた10月。9月比で、飲料の平均価格は7.5%上昇。値上げのインパクトは大きい。

2024年10月は30年ぶりの郵便料金値上げを始め、食品では年内最大の値上げがあると報道されていました。実際のPOSデータではどうだったのか、2024年10月以降と、直前期間との比較で、最新の値上げ実態を見ていきます。

KSP-POSとは、株式会社KSP-SPが提供する食品スーパーマーケットの市場POSデータです。
店頭での値上げの実態、値上げ後の販売状況などが月次データ、週次データで確認いただけます。詳細はこちら→

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【2024年10月】「令和の米騒動」その後、新米高騰で買い控えが続く

 スーパーの棚に米がない!
 2023年の猛暑による不作、インバウンド需要、災害に向けての備蓄、品切れに備えての買いだめ・・・など様々な理由で、日本人の主食として欠かせない米が一時店頭から消え、「令和の米騒動」とまで呼ばれたたことは記憶に新しいと思います。
 8月後半以降、新米が入荷されれば店頭に米は戻ってくると言われていましたが、その後の米の販売状況はどうなっているでしょうか。KSP-POSを使って、食品スーパーとドラッグストアの状況を比較しながら検証してみましょう。                                            

KSP-POSとは・・・

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家計を圧迫する米の値上がりだが、買い控えはなく売上数量も増加

発行日:2024年7月17日
KSP-POS マーケットトレンドレポート Vol.179

  • 昨年の猛暑やインバウンド需要などで米の価格が高くなっている。
  • 値上げ幅のバラつきはあるものの全エリアで米の値上がりは発生しており、特に首都圏、中国、九州では前年比120%超え。
  • 大幅な値上がり状況にあるが、数量前年比119%(2024年6月)と売上も大幅にアップ。パンへの主食切替の様子も見られない。

*POSデータの対象店舗数、抽出期間等は巻末参照。

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【2024年度上期1月ー6月】食品全体の価格上昇率は3.9%。商品の4割は3%以上値上げされているが、値上げ率はピークを脱したか。

前回は、2023年度下期9月-2月データで値上げの状況をご報告いたしました。今回は、2024年上期(1月~6月)のデータから最新の値上げ実態と販売の変化を見ていきます。

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