スーパーの棚に米がない!
2023年の猛暑による不作、インバウンド需要、災害に向けての備蓄、品切れに備えての買いだめ・・・など様々な理由で、日本人の主食として欠かせない米が一時店頭から消え、「令和の米騒動」とまで呼ばれたたことは記憶に新しいと思います。
8月後半以降、新米が入荷されれば店頭に米は戻ってくると言われていましたが、その後の米の販売状況はどうなっているでしょうか。KSP-POSを使って、食品スーパーとドラッグストアの状況を比較しながら検証してみましょう。
とろみだけじゃない?ヘルシーレシピにも活躍する片栗粉
発行日:2024年9月21日
KSP-POS マーケットトレンドレポート Vol.181
- 価格が上がっている中、片栗粉、きな粉、米粉など売上が好調な粉類が多い。
- 片栗粉はヘルシーレシピがSNS等で紹介されている。
*POSデータの対象店舗数、抽出期間等は巻末参照。
【2024年9月】南海トラフ地震に備える。防災の準備はできていますか?
9月1日は「防災の日」。皆さん、防災への備えはできていますか?
8月8日に宮崎県の日向灘で起きた地震を受けて気象庁は、南海トラフ沿いではいつ大規模地震が発生してもおかしくないという「南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)」を発表しました。
そのような報道を受けてどのようなカテゴリーが伸びたか、KSP-POSデータを使ってエリア別に検証してみましょう。
価格上昇にもかかわらず売上好調が続くグミ
発行日:2024年8月14日
KSP-POS マーケットトレンドレポート Vol.180
- グミは値上がりしても売上数量が大きく下がる事なく、直近3カ月は数量前年比もプラス推移で好調が続いている。
- 既存の上位ブランドの好調に加えて、その他のアイテム数も増加。店頭の棚も大きくなっており、カテゴリー全体で更に成長中。
*POSデータの対象店舗数、抽出期間等は巻末参照。
家計を圧迫する米の値上がりだが、買い控えはなく売上数量も増加
発行日:2024年7月17日
KSP-POS マーケットトレンドレポート Vol.179
- 昨年の猛暑やインバウンド需要などで米の価格が高くなっている。
- 値上げ幅のバラつきはあるものの全エリアで米の値上がりは発生しており、特に首都圏、中国、九州では前年比120%超え。
- 大幅な値上がり状況にあるが、数量前年比119%(2024年6月)と売上も大幅にアップ。パンへの主食切替の様子も見られない。
*POSデータの対象店舗数、抽出期間等は巻末参照。