”2分でわかる”シリーズでは、食品スーパーのPOSデータをもとにした「KSPレンズ」のフィルタを使い、
注目の商品群から見える変化を紹介します。

知っている味の、その先へ

辛さとうまみが印象的な韓国系の即席麺。今では身近な商品になりましたが、選ばれているのは、すでに定番となった味だけではありません。

韓国で親しまれているメニューや、SNS、旅行、外食などで知った新しい味を、家庭でも試してみる。韓国の食文化への関心が、次の商品との出会いにつながっているようです。

【代表商品例】

農心ジャパン「辛ラーメン 120g×3」

 

袋麺の伸びが示す、日常食への変化

「韓国系麺発、アジア味再燃」フィルタでは、金額・数量ともに前期を上回りました。 中でも全体をけん引しているのが、インスタント袋麺です。

複数食入りの商品が多い袋麺は、買い置きしやすく、卵や野菜、チーズなどを加えて楽しめるのも特徴です。一度試して終わる話題の商品ではなく、家庭に常備し、繰り返し食べる日常の選択肢として定着しつつあるのかもしれません。

(データ期間:2026年1月~2026年6月)

伸長率とカテゴリー分析が表示された画面。全体が前期を上回っていることに加え、インスタント袋麺が金額・数量ともに2桁伸長し、全体をけん引している点を見せる。

 

定番を楽しみながら、新しい韓国メニューにも挑戦

メニュー・料理タイプを見ると、辛ラーメン系が大きな構成比を占める一方、ブルダック系や韓国ラーメン系も伸びています。

親しみのある定番商品を選びながら、「韓国で人気の味も試してみたい」と、新しいメニューへ関心を広げている様子が見えてきます。その周辺では、フォーなどの東南アジア系メニューにも動きがあり、韓国を入口にアジアの麺料理へ興味が広がっているようです。

(データ期間:2026年1月~2026年6月)

メニュー・料理タイプの画面。辛ラーメン系が中心である一方、韓国ラーメン系やフォー・ベトナム麺系などにも伸びが見られる点を示す。

 

“韓国好き”が、食の選択肢を広げている

韓国の食文化は、一時的なブームというより、日常的に楽しむジャンルの一つになってきました。定番の安心感があるからこそ、次の味にも挑戦しやすくなっているとも考えられます。

韓国で親しまれるメニューを積極的に試す動きと、日本で定番化した商品を繰り返し楽しむ動き。

その両方が重なり、韓国系麺を中心としたアジアの味の広がりにつながっているように見えます。


「KSPレンズ」では、食品スーパーのPOSデータをもとに、
注目の商品群をさまざまな切り口で見ることができます。

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