”2分でわかる”シリーズでは、食品スーパーのPOSデータをもとにした「KSPレンズ」のフィルタを使い、
注目の商品群から見える変化を紹介します。
“本格”よりも、家で試せる気軽さが受け止められている?
最近、トルティーヤやタコス関連の商品を見かける機会が増えてきました。
外食で楽しむイメージが強かったメキシコメニューが、少しずつ家庭にも入り始めているように見えます。
とはいえ、求められているのは、本格的なメキシコ料理をそのまま再現することではないのかもしれません。
肉や野菜、豆、チーズなど、いつもの食材を使いながら、巻いたり、のせたり、つけたりして楽しめる。その“メキシコ風”の気軽さが、ちょうどよく受け止められているようです。
【代表商品例】

カゴメ サルサ 240g
データで見ると、生地・皮まわりの商品が目立つ
「KSPレンズ」の「“風”がちょうどいい『メキシコメニュー』」フィルタを見ると、該当商品の売上は金額・数量ともに前期を大きく上回っています。
なかでも目立つのは、トルティーヤなどの生地・皮まわりの商品です。
具材や味付けを自由に組み合わせられる商品が、家庭で試しやすいメキシコメニューの入口になっているように見えます。
(データ期間:2025年12月~2026年5月)

KSPレンズ「“風”がちょうどいい『メキシコメニュー』」フィルタより。金額・数量ともに伸長し、カテゴリー別では「生地・皮」が大きな構成を占めている。
30〜40代でも、食品全体との差が見られる
年代別では、30〜40代で食品全体との差が大きく、支持されている点が特徴的です。
いつもの食卓に少し変化を加えたい場面に、“メキシコ風”の気軽さが受け止められているのかもしれません。
(データ期間:2025年12月~2026年5月)

年代別では、30〜40代の支持が強い。
“今日はメキシコ料理”ではなく、“これなら使えそう”が入り口に
この動きの面白さは、あらかじめ「今日はメキシコ料理を作ろう」と決めて買うというより、商品を見た時に「これなら夕食や休日ランチにちょっと使えそう」と思えるところにあるのではないでしょうか。
“本格”ではなく、“風”だから試しやすい。
外食の楽しさを少しだけ家に持ち込みながら、いつもの食材を無理なくアレンジできる。そんな距離感が、メキシコメニューを食卓の新顔として広げているのかもしれません。
売れている商品を見るだけでなく、「なぜ今、家で試してみたくなるのか」という視点で眺めると、食品トレンドの見え方は少し変わります。
「KSPレンズ」では、食品スーパーのPOSデータをもとに、
注目の商品群をさまざまな切り口で見ることができます。
「KSPレンズ」について詳しく知りたい方は、紹介ページをご覧ください。
食品トレンドの小さな変化を読み解く記事は、「KSPレンズ」公式ブログでご覧いただけます。