”2分でわかる”シリーズでは、食品スーパーのPOSデータをもとにした「KSPレンズ」のフィルタを使い、
注目の商品群から見える変化を紹介します。
食べたいものは、そのままで
健康を意識するなら、いつもの食事を変える。そんな選び方とは少し違う動きが、「完全食」から見えてきます。
カレー、カップ麺、焼そば、パン、パスタなど、並んでいるのは普段からなじみのあるメニュー。食べたいものを変えるのではなく、いつものメニューの中に「完全」という選択肢が加わり始めています。
【代表商品例】

日清食品 完全メシ カレーメシ 119g
金額・数量ともに2桁伸長
「KSPレンズ」では、2026年2~7月、「完全食」商品の売上は金額・数量ともに前期比120%台と伸長。商品数も約3割増えています。
「完全食」を選べる商品そのものが増え、市場の広がりが数字にも表れています。
(データ期間:2026年2月~2026年7月)

「完全食」は2桁伸長。米飯やパンを中心に、身近なメニューへ広がっています。
身近なメニューに広がる「完全食」
カテゴリー別に見ると、最も構成比が高いのは米飯加工品。さらに、菓子パンや冷凍麺、調理パンなどにも伸びが見られます。
カレーやパン、麺など、どれも日常の食事で選びやすいもの。いわゆる“健康食”という枠にとどまらず、いつもの一食の中に「完全」という選択肢が広がっているように見えます。
(データ期間:2026年2月~2026年7月)

米飯を中心に、パンや麺など身近なカテゴリーへ「完全食」が広がっています。
「食べたい」と「ちゃんとしたい」を一度に
「今日はカレー」「昼は麺」「朝はパン」。食事を選ぶときには、まずその日の気分や都合があります。
そこに栄養面でも納得しやすい選択肢があれば、「どうせ食べるなら、こちらを選ぼう」という理由が生まれるのかもしれません。
コスパやタイパが意識されるように、食事でも、おいしさ、手軽さ、満足感、健康への納得まで、できるだけ一度に満たしたい。
いわば、一食でいくつもの納得を得る“高メシパ”な選択です。
「これで済ませた」ではなく、「これを選んだ」と思える。完全食の広がりからは、簡便な食事に求められる価値が少しずつ変わっている様子もうかがえます。
「KSPレンズ」では、食品スーパーのPOSデータをもとに、
注目の商品群をさまざまな切り口で見ることができます。
「KSPレンズ」について詳しく知りたい方は、紹介ページをご覧ください。
食品トレンドの小さな変化を読み解く記事は、「KSPレンズ」公式ブログでご覧いただけます。