「KSPワイド」検索条件、指標、データ、出力条件等のご質問

 

Q:出力形式の違いを教えてください
A:出力形式はクロス形式、DB形式、表側形式の3種類ございます。違いは以下の通りです。

■クロス形式
商品が縦方向に、期間・項目が横方向に表示されます。ランキングとしてご覧いただけます。

 

■DB形式
商品、期間が縦方向に、項目が横方向に表示されますExcelのピポット機能の活用に最適です。合計は表示されません。

 

■表側形式
商品、項目が縦方向に、期間が横方向に表示されます。Excelでグラフ化するのに適しています。

 

 

Q:年次を4月-3月で検索したい
A:年次は1月-12月の設定となっています。 4月-3月を年間としたい場合は、抽出期間を【月次】、【期間計】に設定し、4月-3月を指定してください。

 

Q:一度に検索できる期間は?
A:選択するカテゴリー数により変動します。

標準分類10細分類まで、KSP商品分類30細分類まで
週次105週、月次36か月、年次3年
標準分類11細分類以上、KSP商品分類31細分類以上
週次14週、月次12か月、年次1年

 

Q:10年間の長期トレンドの検索を行いたい
A:次のように操作してください。
①継続店(期間指定)で10年間など、検索したいすべての年月が入る範囲を指定する。
②当期:3年間、前期:当期の前3年間で検索し、6年分の実績を取得します。
この際、前期の値は当期の3年前となります。
なお、前期3年分には適切な年月を振る必要があります。
これを2回繰り返すと最大12年分の実績を取得できますが、
10年分であれば2回目の実施は当期:2年間、前期:当期の前2年間とします。

・10年間の実績を1回の検索で取得する方法ありません。
・長期検索を行う場合は店舗数を確認して活用してください。

 

Q:前年比だけでなく、一昨年比も見たい
A:抽出期間の【前期比較を行う】にチェックを入れて、比較期間をプルダウンで一昨年に変更してください。

 

Q:前年比だけでなく、前月比も見たい
A:抽出期間の【前期比較を行う】にチェックを入れて、比較期間をプルダウンで前月に変更してください。

 

Q:店舗種別の全店舗、継続店、継続店(期間限定)の違いは?
A:店舗種別の違いは下記の通りです。

  • 全店舗 抽出期間内でデータ集信がある全店舗。抽出期間内での新店や休店も全て対象。
  • 継続店 抽出期間内で継続してデータ集信がある店舗。抽出期間内での新店や休店は対象外。(月25日以上のデータ集信を“継続”と判定していますので、週1店休の店舗も“継続”判定に含まれます)
  • 継続店(期間指定) 抽出期間とは別に設定した期間内で継続してデータ集信がある店舗。設定した期間内での新店や休店は対象外。長期間データで複数回に分けた検索が必要となった際にご利用ください。

 

Q:メーカー名や分類、容量などの情報を出力データに加えたい
A:KSPワイド検索画面の表示項目【全項目】の中にメーカー名称や分類、容量などの項目があります。出力したいデータ項目にチェックを入れご活用ください。

 

Q:金額PI値を出す方法はありますか?
A:金額/販売店千人や金額/全店千人が金額PI値に相当する項目です。KSPワイド検索画面の表示項目からご利用いただけます。

 

Q:販売店千人と全店千人の違いは?
A:販売店千人は当月または当週に売上があった店舗の客数で算出し、全店千人は売上がなかった店舗も含めた全ての店舗の客数で算出します。

分析上の注意点

販売店千人(金額/販売店千人、数量/販売店千人)の指標は、次の場合を除いてアイテム別の数値を合算し評価することはできません。
・1か月または1週間の結果である
・すべての期間(週または月)、すべての商品の販売店舗数が変化しない
これは、各商品の計算に使用する客数が、当月または当週に売上があった店舗で決定されることによります。
全店千人(金額/全店千人、数量/全店千人)の指標は、アイテム別の数値を合算し評価することが可能です。

詳細は説明資料を参照ください。

 

Q:表示項目の解説はありますか?
A:KSP-POSトップメニューに【マニュアル・項目説明 他】の中の【データ項目の解説】を参照ください。

 

Q:検索結果をJANコード順に表示したい
A:KSPワイド検索画面中央下部にある【並べ替え項目】で「商品コード」を選択してください。

 

Q:販売店率のもとになる数値は確認できますか?
A:確認可能です。販売店率は販売店数/全店舗数で計算しています。表示項目【全項目】で「販売店舗数」 「全店舗数」を選択してください。

 

Q:毎回検索する内容が同じなのですが、効率化する方法はありますか?
A:「お気に入り」への登録をおすすめします。登録方法はマニュアルを参照ください

 

Q:集計条件ごとの活用方法を教えてほしい
A:下記に活用の一例をご紹介します。

【商品販売分析】は商品ランキングを作成する際にご活用ください。
【商品別地区分析】は指標を1つに絞り込んで地区別の比較が便利です。
【メーカー分析】はメーカーランキングや自社のポジションを確認でできます。
【メーカー別地区分析】は金額や金額PIを利用して、エリア毎の強さを確認できます。
【カテゴリー分析】では、店内でのカテゴリーシェアの分析などに活用されています。

 

Q:数量PIの小さい商品の増減は信用していいのでしょうか
A:数量PI(販売店千人)の小さい商品の解釈に関する注意点をご案内いたします。

数量PI(数量/販売店千人)小数第3位のご提供を開始いたしましたが、値の大小を比較する場合、
指標の特性から、次の点にご留意いただき、誤った解釈を行わないようご注意ください。
数量PIゼロ近辺の結果については、その値の大小を商品力として比較することはできません。
【解説】
 販売数量が1など少ない場合、月次、週次で数量PIが0.1未満となる場合があります。
PI値は販売した店の来店客数から算出されるため、対象となった店舗や、月や週の違いにより、
その値は若干変動します。
 値がゼロに近い場合は、販売数量ではなく、販売された店舗の客数(規模・季節)の
違いで算出されるため、その増減を商品力として評価することはできません。
【具体例】
下記のように、数量PIを決定する要素が、販売された店舗の客数となる場合があります。
商品コード:5000299609347 商品名:ザ・グレンリベットファウンダーズリザーブ700ml
エリア:首都圏
   2023年1月2日週:数量 1個、数量PI 0.054、客数 18,686、店舗数 1
   2023年1月9日週:数量 1個、数量PI 0.060、客数 16,795、店舗数 1
なお、データ上の数量が1個である場合の金額PI(金額/販売店千人)についても同様ですが、販売価格も影響します。

 

Q:クーポンでの値引きやポイント付与、またポイントでの支払いはKSP-POSでどのように反映されるのでしょうか?
A:特定の商品に対する値引きの場合は、その取引の売上金額(PI値含む)や売価に反映されます。(商品Aが50円引きになるクーポンを利用した場合は、50円引きの売上金額が登録されます。)
ポイント付与やポイントでの支払いの場合は、KSP-POSに反映されません。(商品B購入で100ポイント付与というクーポンを利用した場合は、KSP-POSには反映されません。お会計1000円のうち500円分をポイントで支払った場合は、KSP-POSには反映されません。)

商品の検索、分類等のご質問

 

Q:商品がどの分類に属しているか分からない
A:ログイン後KSP-POSトップメニューの【商品・メーカー検索】で商品名称やJANコードなどフリーワードを用いて、商品情報から分類をご確認いただけます。また【マスター分類表】では分類定義をご確認いただけます。

 

Q:商品名やJANコードを指定して検索できないか?
A:KSPワイド検索画面の【マスタ/分類】→【商品条件指定】タブ→【検索】で表示されるウインドウで、商品名・JANコード、メーカー名・メーカーコードを指定できます。検索ではAND・OR・除外など条件を設けた検索も可能です。一度に指定できる件数は4,000件が上限です。

 

Q:季節限定品や産地など商品特性で条件指定はできますか?
A:KSPワイドでは商品属性として、「容器」「容量」「単位」をご提供しておりますが、季節限定品や産地などの商品特性やブランドなどの商品属性は未提供です。商品名で判断できる内容でしたら、 KSPワイド検索画面の【マスタ/分類】→【商品条件指定】タブ→【検索】で表示されるウインドウで、商品名から指定できます。

 

Q:商品分類を修正して欲しい
A:ご希望の変更内容(商品名・分類・容量・容器など)を弊社担当営業へご連絡くださいまたは画面右上【ご質問・ご要望】にご入力ください
分類定義に照らして、修正の要否を判断しますので、ご希望に添えない場合がございます。

 

Q:商品名称やJANコード、容量等が誤っているため修正して欲しい
A:ご希望の変更内容(商品名・分類・容量・容器など)を弊社担当営業へご連絡くださいまたは画面右上【ご質問・ご要望】にご入力ください
商品名等は弊社基準に照らして修正されるため、ご希望に添えない場合がございます。

 

データの更新、変動等のご質問

 

Q:以前検索したデータと値が違う
A:KSP-POSは次の2つの影響を受け、別の日に同条件で検索しても値が変わることがあります。

1)継続店の条件
店舗種別の継続店は、検索期間内で漏れなくデータを収集できている店舗に限定する条件です。期間以外を同条件(指定分類や商品、エリア、項目など)で検索しても、検索するタイミングによって集計する店舗が異なる場合があり、金額や数量などの値も変わることがあります。継続店と判定されない例は、改装休店や閉店、新店などです。

2)商品マスタの修正
KSP-POSでは定期的に商品マスタの分類精度の見直しを行っております。カテゴリー指定で検索されたデータにおいては、対象商品が変わる可能性があるため、金額や数量など値も変わることがあります。なお分類の見直しについては、KSPワイドログイン後のお知らせに掲載していますので、あわせてご確認ください。

 

Q:最新の月次・週次データはいつ公開されますか?
A:月次は毎月7日、週次は翌週日曜日です。速報データの場合は、月次は毎月2日、週次は翌週火曜日です。
速報データの詳細はこちらをご参照ください。

 

Q:速報店の機能とは何ですか?
A:通常よりも早いタイミングでデータ公開できる店舗を速報店と呼んでいます。【速報店に絞り込む】機能を使うと、対象店舗が速報店のみに限定されるため、通常よりも早く最新データをご利用頂けます。速報店の店舗数は、ログイン後KSP-POSトップメニュー右側の【提供チェーン・店舗数一覧】でご確認頂けます。
データ公開タイミングはこちらをご参照ください。

 

 

KSPワイドで検索可能なデータ等についてのご質問

 

Q:都道府県別にデータが見たい
A:都道府県別データは有料オプションで公開しています。詳細は弊社営業担当、または貴社の弊社担当窓口・担当者までお問い合せ下さい。

 

Q:チェーン別、店舗別に見たい
A:KSP-POSは市場POSデータのため、チェーン別や店舗別のデータは提供しておりません。

 

Q:食品スーパー以外の業態は提供されていますか
A:はい。食品スーパー以外にドラッグストア業態(食品のみ)を提供しており、全国と地区別の検索が可能となっています。利用には別途ご契約が必要となります。詳細は弊社営業担当、または貴社の弊社担当窓口・担当者までお問い合せ下さい。

 

Q:容量別、容量帯の集計はできますか
A:取得可能な項目には容量があります。エクセル等外部ツールを利用して集計可能です。KSPワイドで容量帯別の集計を行うことはできません。

 

Q:年代・性別の分析はできますか
A:KSPワイドのオプションとして性・年齢別の分析が可能な「I分析」を提供しています。ID-POSデータを利用した単品別の売れ方を確認することができます。詳細は弊社営業担当、または貴社の弊社担当窓口・担当者までお問い合せ下さい。

 

Q:日別、曜日別の実績は取れますか
A:日別データは「KSPカテゴリークイック」で提供しています(KSPワイドとは別契約)。曜日別の実績を集計することはできません。

 

Q:平日・休日別の実績は取れますか
A:日別データは「KSPカテゴリークイック」で提供しています(KSPワイドとは別契約)。平日・休日別実績を集計することはできません。

 

データの活用についてのご質問

 

Q:KSP-POSの活用例があれば教えてほしい
A:弊社HPに、KSP-POSデータを利用したレポートや新商品ランキング等のオープンコンテンツを公開しています。その他、月2回配信中のメールマガジンにもレポートを掲載しておりますので、使い方、活用事例の参考にしてください。メールマガジン配信ご希望の方は、こちらからご連絡ください。

 

Q:バイヤーさんが気にしている、データ項目はどの項目ですか
A:よく使われている指標は金額PIや数量PIとなります。KSPワイド上では[金額/販売店千人]、[数量/販売店千人]となります。また、[週販数量/販売店]は1週間・1店舗で何個売れるかという指標のため、わかりやすいと好評です。

 

Q:意外と知られていない、便利な機能を教えてほしい
A:商品販売分析で細分類を選択しないで検索すると、細分類別のカテゴリー分析となりますのでご活用ください。

 

Q:操作マニュアルはありますか
A:はい。ログイン後右側のメニューから【マニュアル・項目説明】を参照してください。

 

Q:検索データを基に売上No.1を商品パッケージやカタログに表示したい
A:【KSP-POS NO.1表記について】をご参照ください。詳細は担当営業までお問い合わせください。

 

Q:満足度No.1等のアンケートを使ったNo.1表記に関して、行政処分を受ける案件が発生しているが、KSP-POSをNo.1表記として使う事に問題ないのか
A:KSP-POSは、収集店舗のPOSデータを集計したデータベースで、No.1商品の客観的な根拠となるので、問題ありません。
なお、No.1表記をご利用いただく場合は、当社の利用ガイドラインをご参照の上、利用通知書をご提出ください。
合わせて、パッケージ等への記載方法等の留意点は下記URLをご確認ください。
  No.1表示に関する実態調査報告書 – 公正取引委員会事務総局
  https://www.jftc.go.jp/houdou/pressrelease/cyosa/cyosa-hyoji/h20/08061302_files/08061302-01-hontai.pdf

 

その他のご質問

 

Q:最新の収集店舗数を教えてください
A:ログイン後右側のメニューから【提供チェーン・店舗数一覧】を参照してください。

 

Q:データの抽出に時間がかかる際はどうすればいいですか?
A:検索タイミングにより、抽出に時間がかかる場合がありますので、そのままお待ち下さい。
ブラウザを閉じても再度ログインすれば、画面上部の[検索履歴]から結果をダウンロード可能です。
“タイムアウト”というメッセージが出た場合は、時間をおいて再度検索してください。
毎月のデータ確定日(7日)や最新週の速報値が検索可能になる毎週火曜日の午前9時~正午は検索が混み合いますのでこの時間を避けてご利用いただくことをおすすめいたします。

 

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